名言3・ウィリアム・オニールから
ウィリアム・オニールという人物をご存知ですか?
若干30歳にして証券投資で得た利益で、
機関投資家向けの調査専門投資情報会社を設立してしまった
天才投資家です。
彼の言葉は膨大なデータの分析に裏付けられており、
研究し、一定の法則を見つけることで高い確率で勝てることを示しております。
私が感銘を受けた彼の名言・格言を紹介したいと思います。
~以下出典:オニール「CANSLIM」についてのインタビューより引用~
四半期の一株当たりの利益に注目せよ。
好成績をおさめた株は、大きな動きを始める時の四半期の利益が、
前年同期比で平均70%増加していた。
良い株は株価が急騰する前に利益が急増するのだとすれば、
並みの利益しかあげられない株は買うべきじゃない。
つまり、我々の銘柄選択の第一の基本ルールは、
四半期の一株当たり利益が前年同期比で少なくとも20~50%増となることだ。
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当期の一株当たり利益に注目せよ。
好成績をおさめた株は大きな動きを始める時に、
過去5年間の一株当たり利益の伸び率は平均で年率24%だった。
さらに毎年の一株当たり利益がその前年を上回っていれば理想的だ。
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何か新しいものに注目せよ。
「新しい」とは新製品、新サービス、業界の変化、新しい経営などだ。
我々の調査では、大暴騰した株の95%は何か新しいものを持っていた。
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発行済株式数に注目せよ。
我々の研究によれば、好成績をおさめた株の95%は、
その間の発行済株式数は2,500万株以下だった。
それらの株式の平均は1,180万株、中央値は460万株だった。
多くの機関投資家は大型株しか買えないとうハンディを負っている。
そうすることは、自動的に高成長株のいくつかを排除することになる。
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先導株と出遅れ株に注目せよ。
銘柄選択の1つの基本ルールは先導株を探すこと。
出遅れ株は排除することだ。
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機関投資家の持株比率に注目せよ。
先導株にはたいてい機関投資家が株主であることが必要だが、
彼らは会社や相場が悪くなったときに大きな売手に回る。
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市場に注目せよ。
4銘柄中3銘柄は明らかに市場平均と同じ方向に動く。
したがって、日々の株価や出来高から相場が天井を
打っていないかどうか知る必要がある。
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