基礎編その19・チャートのひな型を学ぼう(買いチャート編)
チャートの見方や基礎事項がある程度解ってきたところだと思います。
今回はチャートの動きには、一定の法則があることを勉強したいと思います。
もちろんいつも記述するように、
一定の法則といっても、例外はつきものですし、
あくまでも可能性の話になりますが、これも知っていると知らないとでは、
投資成績に差が出てしまう知識です。
今回は、チャートのひな型を覚えていきましょう。
まず下記5つのパターンを覚えてください。

[上昇中のチャート]
投資家がみんな欲しい株だからこそ株価が上がっているわけですが、
何かしらの外部要因(その企業の原因によらない要因等)で、
株価が下落する場面に出くわす時があります。
その瞬間が買いのチャンスです。いわゆる押し目買いと呼ばれます。
[高値抜けのチャート]
上昇中の株が一旦下落する場面というのは、よく見られますが、
直近の安値より下まで下がらず、
前の高値を越えて上昇するという強い動きの銘柄に出会うことがあります。
新高値銘柄は更に上昇が期待できると言われており、買いの検討の余地あり。
[Wボトムのチャート]
安値を2回試しにきたが、2回目に1回目の安値を更新できず反転し、
後に谷間の高値を超えてきた時は買いのサイン
[V字(谷型)のチャート]
何かしらの要因で下落傾向だった株価が、反転して上昇するチャート。
上昇時の力も強く、勝利した時は大きいが、
ここからWボトム形成になることも・・・
[停滞突破のチャート]
停滞している=揉みあっているということは、
売り手と買い手が拮抗しているということ。
つまり、その停滞を突破し、「いくらでも買うよ」という状態になれば、
株価上昇は必然。買いのサインが出たということである。
もちろん、以前勉強したゴールデンクロスや騰落レシオ120%以下のチャート
というのも買いのチャートになりますが、
代表的な5つの事例を挙げさせていただきました。
次回は、今回と反対の「売りチャート編」を勉強したいと思います。