基礎編その5・投資用口座を作ろう

それでは、いよいよ実践に移っていきましょう!

基礎編その5・投資用口座を作ろう

株式投資を行なうには証券会社で口座を開設することが必要となります。
口座開設にあたって、覚えておくべきことは、

「特定口座」
「一般口座」

の2種類が存在することです。

投資にあたっての入口ですからしっかりと理解して、覚えておきましょう。

口座イメージ


まず、留意してもらいたい点は、
1度どちらかの口座を選択したら1年間は変更ダメということです。

では、各々の口座の詳細を確認していきましょう。

特定口座は更に細かく2つに分けられます。

・特定口座源泉徴収アリ
・特定口座源泉徴収ナシ

源泉徴収アリを選択した場合、売却ごとに源泉徴収が行われるので、
確定申告をする必要がありません。はっきり言って楽です。

更に、複数口座を所持し損益を通算するケースや損失繰越控除を受けるケースのように確定申告をした方が有利になる場合には確定申告をすることもできます。

いろいろと難しい言葉が沢山並んでいますが、投資家にとって便利でメリットのある口座ということを押さえておいてください。

ただ、利益が出たら10%の税金が引かれます。
ちょっとの利益でも税金が引かれます。無慈悲な対応をもれなく受けることができる口座であることも覚えておいてください。

次に、源泉徴収ナシを選択した場合、確定申告をする必要が出てきます。
確定申告に必要な書類は証券会社が作ってくれるので、
簡単な手続きをするだけで終わりますが、
確定申告の手続きが入る分少々面倒だったりもします。

年間の譲渡益が 20万円を超えないのであれば、
特定口座(源泉徴収ナシ)を選択したほうが税金を引かれない分得です。

次に、一般口座ですが、これは手間がかかって正直面倒です。
というのも、自分で年間損益を計算して、確定申告をする必要があるからです。

確定申告書は、証券会社から送付される取引報告書などをもとに作成しますが、
口座開設時に特定口座を選択しない場合は、自動的に一般口座になります。


最後にまとめに入ります

このページをご覧になっている方々は、
初心者や初級者である可能性が高いですから、ズバリ

特定口座を選択することをお勧めいたします。

源泉徴収アリ・ナシの選択については、ご自身の投資スタイルで決めましょう。

少額投資で20万円を超えない譲渡益しか出さなそうという場合は、
源泉徴収ナシがお得です。
一方、ガンガン投資して儲けるんだ!という方は、
源泉徴収アリが、税金は取られても手間がかからず便利です。





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